Saga&Eddaエンタテイメントリスト

(一覧/50音順)

おすすめ度の見方
★☆☆☆☆・・・要注意/ひまならおすすめ
★★☆☆☆・・・入門/ふつうにおすすめ
★★★☆☆・・・基本/おすすめ
★★★★☆・・・資料/かなりおすすめ
★★★★★・・・必読/ものすごくおすすめ


※なお、このおすすめ度は「サガやエッダにおける世界観・設定が生かされているか、又はいかに面白くアレンジされているか」という基準によってつけられたものです。一般的な評価、あるいは特殊な嗜好に基づく評価とは異なっている場合がございますが、点数が低くても、必ずしも作品の価値を低いものとしているわけではございませんので、ご理解とご了承をお願い致します。

※単に武器・召喚獣・仲魔・その他諸々のネーミングが北欧神話伝説に由来するだけのものはリストに採用しておりません。プロットが北欧神話伝説を下敷きにしているもの、あるいは主役クラスのキャラクター名などが北欧神話伝説からとられているもののみになっています。


入手難易度の見方
★☆☆☆☆・・・入手容易
★★☆☆☆・・・運がよければ新刊書店で入手可能
★★★☆☆・・・書店注文・取り寄せで入手可能
★★★★☆・・・絶版につき入手困難。古書店でのみ入手可能
★★★★★・・・絶版につき入手困難、プレミア付き


入手難易度は2002年9月現在のものです。なお、社会思想社の本(教養文庫含む)は出版社倒産の為、今後入手難化が予想されます。
価格は版によって、また古書の場合は店舗によって異なってきますのでご注意ください。


Eight Days of Luke 価格:\1,742.-
ジャンル:児童文学
著者:Diana Wynne Jones
出版社:Harpercollins Childrens Books
ISBN 0066237416
240 p
1975年
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容: 実際に読んだ事は無いのですが・・・。ジブリが現在製作中の「ハウルの動く城」の原作者が北欧神話をネタに使った児童文学です。内容は「30年前の魔探偵ロキ」らしいです。情報少なくてすみません。〔投稿フォームより〕


ああっ女神さまっ(1〜24巻、以下続刊) 価格:各\438.-程度
ジャンル:漫画
著者:藤島康介
出版社:講談社 アフタヌーンKC
1989年〜
おすすめ度:☆☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:主人公の森里螢一はツイてない大学生。彼が出前を取ろうとかけた電話が、間違って「お助け女神事務所」につながってしまい、電話を受けた女神ベルダンティーが現れ、願い事を1つだけかなえる、という。うっかり「君のような女神に傍にいてほしい」と答えると、なんと本当に願いが受理されてしまった!他のベルダンティーの姉妹であるウルドやスクルドも交えた、女神たちとの奇妙な同居生活を描いたファンタジックラブコメディ。人気漫画ですが、神話伝承への忠実度は「名前が同じなだけ」レベルですので星なしとしました。


緋色い剣(全10巻)漫画 価格:各\630.-
ジャンル:漫画
著者:あずみ椋
出版社:SG企画
B6判
入手方法:あずみ椋オフィシャルサイト参照
1986年初版
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:テュレ(アイスランド)の有力な一族、グラーシーザの首長の息子リュドレイク、通称リューはかつてその父の手により吹雪の中に捨てられ、アース神族のロキとトールに拾われた。ロキの養い子となったリューは自分の素性を知らずに成長するが、13歳の時、ミッドガルドのロキの元を訪れたオーディンの命令により、リューはグラーシーザの、自分を捨てた父のもとに戻る。時が流れ、リューが20歳になった時、運命の糸車が回り始める・・・。
主人公リューは、系図を見ると同じ作者の『戦士の宴 ミッドガルド・サーガ』主人公ラグナルの傍系の子孫のようです。ヴァイキング時代の歴史考証もしっかりしていて読み応えがあります。


赤毛のオルムの冒険 価格:\4,800.-
ジャンル:小説
著者:フランス・G・ベングトソン
出版社:社会思想社
訳者:谷口 幸男
ISBN4-390-60306-X
サイズ:19×13CM
1998年5月30日初版
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★★★★☆
内容:西暦1000年前後のバイキングの活躍を描いた歴史小説。スコーネの豪族の息子として大切に育てられたオルムが襲撃にあい、否応なしに航海に連れ出されるところから彼の波瀾万丈の人生を描く。 当時のキリスト教改宗やバイキングの風俗、またその世界観や思考形態などが緻密に描かれ読みごたえがある。物語も山あり谷ありで飽きさせない。ただやはり現代日本人とは判断基準、価値観が大きく異なるので人によっては好みではないかもしれない。登場人物は主人公オルムは良くも悪くも癖がないが周囲の人物、のちにオルムの妻となるハラルド王の娘ユルヴァ、終生の友トーケ等が個性の強い人物であり感情移入しやすい。北欧の歴史書を脇に置きつつ読むのも一興だろう。〔投稿フォームより〕


ヴァルキリープロファイル 価格:\6,800.-
ジャンル:コンピューターゲーム/RPG
制作:トライエース
発売:エニックス
公式サイト
PlayStation専用 デュアルショック対応
CD-ROM2枚組、メモリーカード2ブロック使用
1999年
おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★★☆☆☆
内容:世界の終末ラグナロクに備え、天界アースガルドを守る戦力として、人間界から勇者の魂を選定し天界へ送るという使命を託された女神、<戦乙女>レナス・ヴァルキュリア。人間界の各所に散らばる宝アーティファクトを集め、ふさわしい勇者を捜し求めるレナスは、次第に失われた自分の記憶を取り戻していく。運命を司る彼女に与えられた偽りの運命とは何か。そして世界の運命は・・・!?"Should deny the divine destiny of the destinies."
世界観や登場する神々は北欧神話がベースになっていますが、ゲームではユーミルの首が予言したり、ヴァン神族が敵でスルトがその王だったり、フレイが女だったり、ロキがアース神族とヴァン神族の混血だったり、元の神話伝承とは色々変えられていますので、ゲーム設定が神話に忠実なものとそのまま信じないよう、注意が必要です。


永遠の薔薇・鉄の貨幣 価格:
ジャンル:
著者:ホルヘ・ルイヘ・ボルヘス
出版社:国書刊行会
訳者:鼓 直・清水憲男・篠沢真理
ISBN4-336-02468-5(近日再版予定)
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★★★★☆
内容:偉大な詩人・幻想作家・批評家であるボルヘスは北欧歌謡エッダを愛し、晩年はエッダ読書会も開いていました。この詩集の中にもエッダやヘイムスクリングラを題材にした詩が収められています。絶版になっていましたが、再版が予定されているようです。


英雄伝説サーガ 価格:未確認
ジャンル:コンピューターゲーム/アドベンチャー
制作:MICROCABIN
対応機種:PC-8801(NEC)/PC-9801(NEC)/FM-7(FUJITSU)/JX4(IBM) 発売年:1984年
おすすめ度:未確認
入手難易度:ソフト・ハードともにほとんど不可能
内容:ドラゴンにさらわれた女の子を救い出すアドベンチャーゲーム。内容についてはGoogleで検索するとレビューが読めるページが結構あります。画像がついているものもあります。ゲーム世界の背景となる北欧神話の大まかな説明を短いマンガにしたものがゲームの付録になっていたようです。その一部がパソコン雑誌にも掲載されていました。当時の評価は高かったようですが相当古いゲームなので、現在のゲームのクオリティに慣れ親しんでいる方にはおすすめはできないものと思われます。


オーディンとのろわれた語り部 価格:\1,200.-
ジャンル:児童文学
著者:スーザン・プライス
出版社:徳間書店
訳者:当麻ゆか
ISBN4-19-860739-7
サイズ:19×13CM
1997年初版
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:北の国テューレの女王へ求婚するため、自分を褒め称える歌を作らせようとアイスランド一の語り部の青年「ネコのトード」を脅す邪悪な魔法使いクヴェルドルフ。トードに「フレイヤから授かった詩の才能を悪用することはできない」と断られると、クヴェドルフは荒ぶる魔術神オーディンの力を借り、牛の姿をした化物をトードが住む農場に送り込んだ。トードの兄たちも使用人も逃げだし、化物が昼夜徘徊する農場に残されたトードと物乞いの老婆。彼らは化物に打ち勝つことができるのか、また謎めいた老婆の正体は? 異教時代の北欧を舞台にしたファンタジー。
『グレティルのサガ』を思い出すプロットですが、綺麗にまとまった童話です。


神々の角笛<ハロルド・シェイ(1)> 価格:\280.-(2刷)
ジャンル:小説
著者:デイ・キャンプ&プラット
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫FT280
訳者:関口幸男
文庫本
昭和56年初版
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★★★★☆
内容:ある論理方程式を唱えれば、「論理的には存在するが、経験的にはありえない」世界へ行くことができる・・・そんな奇想天外な学説を立証するため、心理学者ハロルド・シェイは"三段論法的転送機(シロジス・モービル)"でケルト神話の世界へ旅だった。しかし、たどり着いたのは折りしもラグナレクが始まろうとする北欧神話の世界だった!魔法使いと間違われ、戦いに巻き込まれて右往左往するハロルド。彼は果たして元の世界に戻れるのか!?
軽妙なユーモア・ファンタジーシリーズの第1作。続編では『妖精女王』、『狂えるオルランド』、カレワラやアイルランド神話を、ハロルドと彼の仲間が所狭しと暴れ回ります。絶版ですが、古本屋で見かけたら是非御一読あれ。


サイボーグ009 vol.17 エッダ〔北欧神話〕編 価格:\390.-
ジャンル:漫画
著者:石ノ森章太郎
出版社:メディアファクトリー MFコミックス
ISBN4-8401-0442-5 2002年初版
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:巨人が出現し、村をいくつも壊滅させたという報せを受け、事件を解決すべくアイスランドに赴いた009たち一行の前に、霧の中から助けを求める美少女と、彼女を追う巨大な黒犬が現れる。サイボーグたちは美少女フライアがそこから来たという「やどり木の村」へ向かう。不可解な村人たちの態度、怪しい宿屋の主人ロキー、フライアの弟と名乗るヴァルドールの登場。そしてサイボーグたちを襲う怪事件の数々。この村の秘密とは?そして巨人の恐るべき正体とは!?名作の誉れ高い『サイボーグ009』の番外編、ですが神話原典への忠実度はきわめて低いです。


聖戦記エルナサーガ 新装版 価格:\619.-
ジャンル:漫画/ファンタジー
著者:堤 抄子
出版社:エニックス
1巻 ISBN4-7575-0723-2 2002年新装版初版
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:すべての人間が魔力を持つ異世界の物語。その昔、極北から攻めてきた魔物フレースヴェルグを、勇者は封魔剣グランテインで倒して山頂に封じた。その勇者の血筋のアーサトゥアル王家に生まれながら、魔法を使う力を持たない「闇の姫御子」エルナは、しかしそれゆえに剣を開放し、世界を滅亡に導くことができる。アーサトゥアルは彼女の存在を楯に覇権を握ろうと目論んだ。対立国家のひとつ、アンサズの第九王子シャールヴィはそれを阻止すべく、エルナを殺そうとアーサトゥアルに乗り込むが・・・。
北欧神話から採られたネーミングが多く見られますが、内容的にはムアコックに影響を受けたというのが頷ける感じのヒロイック・ファンタジーです。


戦士の宴 ミッドガルド・サーガ 価格:\630.-
ジャンル:漫画
著者:あずみ椋
出版社:SG企画
B6判
入手方法:あずみ椋オフィシャルサイト参照
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:グラーシーザ一族の若き首長(ゴジ)ラグナルは仇敵レギン一族の首長の息子ゲイルを殺したが、何者かの放った矢で自分も命を失った。死の間際に、オーディンの巫女シグルーンと名乗る美女が現れる。シグルーンはラグナルに「どんな方法を使っても生きたいか」と尋ね、魔術で彼を甦らせた。しかしシグルーンはラグナルの魂をゲイルの肉体に移し変えたため、ラグナルは仇敵の一族の中で、別人として生きねばならなくなった・・・。異教時代のテュレ(アイスランド)を舞台にした本格ファンタジー。


シルマリルの物語(上・下) 価格:上\2,800.- 下\2,000.-
ジャンル:小説/幻想文学
著者:J.R.R.トールキン
出版社:評論社
訳者:田中明子
上 ISBN4-566-02065-7
下 ISBN4-566-02066-5
サイズ:19×13cm
2002年新装第1版
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:根強い人気を誇り、映画化で新たなファンを多数獲得した『指輪物語』(ザ・ロード・オブ・ザ・リングス)の世界の創造神話・伝説・歴史にあたる物語。トールキンの死後、息子で彼自身もオクスフォード教授であるクリストファー・トールキンにより編纂されました。巨狼と戦って腕を失う戦士、竜の呪いにより知らずに妹を妻に娶った悲運の戦士の話など、トールキンが愛したゲルマン伝承の影響が強く見られます。


テイルズオブファンタジア 価格: 5,000円〜? 
PSベスト盤…3,000円/攻略本(ファミ通)…1,260円
ジャンル:コンピューターゲーム
制作:ナムコ
対応機種: SFC版は1995年、PS版は1998年、GBA版は2003年に発売されてます。 おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:スーパーファミコンのソフト、プレイステーションのソフト、ゲームボーイアドバンスのソフトの3種類で出ています 基本的な内容は同じです。
ゲームの内容は王道?RPGです。今のゲームにくらべるとグラフィック等かなり劣りますが、これが10年前に作られたことを考えるとすごいと思います。
要所要所(主に中盤〜終盤)に北欧神話の神なんかが出てきます。神として出てくることは無く、ちょっと神々のキャラクターを借りてる、という感じです。
1番それっぽく出てくるのはヴァルキリーだと思います。中盤ボス戦(詳しく言うと対国家クラスの戦争。相手は悪であるラスボスと手を組んだ国からきたモンスター)でグングニルを貸してくれます。もちろん主人公の物ではないのでボス戦終わったら返さなければならないんですが。
しかしサブイベントでオーディンに対決を申し込み、1対1の勝負に勝つとグングニルがもらえます。ゲーム的にはそんなにがんばってまで手に入れる代物ではないんですけどね…。
1番関係ないのはトールでしょうか。超古代都市トール、地名として出てきます。文明の進んだ土地で、ここで時間移動とかします。すごいですねえ。この地名がトール神である必要はあるのか?といった感じで。攻略本を見るとかなり親切すぎるくらいに説明されてるのでプレイする必要が無いくらいゲームのことがわかっちゃいます。1度見てみてはいかがでしょうか。用語集なんかもあるので、是非☆〔投稿フォームより〕


テクニカラー・タイムマシン 価格:\620.-(2001年8刷)
ジャンル:小説/SF
著者:ハリイ・ハリスン
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫SF 193
訳者:浅倉久志
挿絵:モンキー・パンチ
文庫本
初版:昭和51年
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:倒産しそうな映画会社の起死回生のアイデア・・・それは、貧乏科学者の発明したタイムマシンで過去へ行き、当時・現地の人々をエキストラに使って、リアリティたっぷりの歴史映画を撮る、というものだった!題材はコロンブス以前にアメリカ大陸を発見したヴァイキングのサガで、監督バーニイと撮影チームは11世紀のオークニー諸島へ乗り込む。が、主演男優は羊につまづいて骨折で降板。バーニイは日当銀貨1マルクとジャックダニエルズ1本とで、本物のヴァイキングのオッタルを代役に起用するが・・・!?
赤毛のエイリークのサガを脇に置いて読むととても楽しい、傑作タイムパラドクスSFです。


デジタル・デビル・ストーリー1 女神転生 価格:\390.-
ジャンル:小説/伝奇
著者:西谷史
出版社:徳間書店 アニメージュ文庫
文庫本 1986年初版
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★★★★☆
内容:天才プログラマーである高校生中島朱実は、理不尽に自分を殴った不良に復讐するために、悪魔召喚プログラムを制作する。しかし、プログラムは暴走し、召喚された悪魔ロキが実体化、ヒロイン白鷺弓子を襲った・・・。人気ゲーム『女神転生』シリーズの原作小説ですが、ゲームとは全く展開が違い、当時流行したエログロな伝奇ものです。小さなお子様は読んじゃダメ。
2巻『魔都の戦士』、3巻『転生の終焉』でデジタル・デビル・ストーリーは完結ですが、続編として新デジタル・デビル・ストーリー『捕らわれの女神』『氷界の女王』『神魔の惑星』『怒りの妖帝』『女神よ永遠に』『転生の絆』、全6巻も刊行されています。『氷界の女王』ではロキの娘ヘルも登場、「お父様の仇」という感動的(?)な台詞を吐いてくれます。


東京魔人学園外法帖血風録 価格: PS2ベスト盤2,800円
ジャンル:コンピューターゲーム
制作:シャウトデザインワークス
販売:シャウトデザインワークス
対応機種: プレイステーション2
アドベンチャー&シミュレーション
2005年 PS2best collectionでにて発売
おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:避けられぬ宿星を背負い、「人ならざる力」を持った高校生たちが、龍脈の力を狙って東京を混沌に陥れようとする敵と戦うジュヴナイル伝奇『東京魔人学園剣風帖』の続編。プレイステーション1用に販売されたソフト、『東京魔人学園外法帖』のリメイク版です。舞台は幕末の江戸で、『剣風帖』に登場したキャラクター達の先祖が活躍する時代劇ゲームです。このリメイク版では、PS版『外法帖』にはなかった北欧神話シナリオが追加されています。
ラグナレクを回避するため、<世界樹>の力を求めてやって来た神々と巨人の争いに巻き込まれる主人公達。人が己の力で未来を切り開くことを望むトール、力を手に入れて「巫女の予言」の結末を変えようとするロキ、<世界樹>を覚醒させようとするフレイとフレイヤ、全てが火の中に滅することを望むスルト。<世界樹>の力を持つ主人公を試すオーディン。そして、主人公を死の運命から護る謎の美少女・比良坂の正体……
ゲーム終盤の追加シナリオなので、北欧神話メンバーはゲストキャラ扱いですが、「巫女の予言」の引用があったりするのはちょっと注目ポイント。オーディンとの戦闘でグングニルを弾き飛ばして奪えたりして楽しいです。ただ、スルトがやけに軽い性格だったりロキがブルトガングを持っている(そしてやはり『ヘイムダルの剣』と注釈がついている)のはいかがなものか……。
シナリオパートは「感情入力」システムによって進めるアドベンチャー形式、戦闘パートはシミュレーション形式(かなり簡単)で、陰・陽と二つあるシナリオのどちらから始めるかで、イベント展開に変化が起きます。〔投稿フォームより〕


ドグマ 価格:\6,000.-(税抜)
ジャンル:映画
監督:ケヴィン・スミス
シネマスコープ/ギャガ・ヒューマックス共同配給

129分、カラー/ドルビー・デジタル、SDDS,DTS
サントラCD:ワーナーミューシック・ジャパン
オフィシャルサイト

1999年
おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:神に逆らって天国から追放された、元破壊天使ロキと元グリゴリ(『見張る者』を意味する天使の一階級)のバートルビー。何者かから送られた新聞の切り抜き記事で、ニュージャージー州の教会で、カソリックのポップ化イメチェン戦略の一環として「ゲートをくぐっただけで全ての罪が赦される」キャンペーンが計画されていることを知る。「これで天国へ戻れる」と喜んだ元天使たちはニュージャージーを目指すが、彼らがドグマ(教義)の抜け道をくぐって天国に戻ることは神の過ちを認めること、すなわち全ての法則の否定と世界滅亡を招いてしまう!
熾天使メタトロンはキリストの末裔で中絶専門の産婦人科医(!)ベサニーに元天使達を阻止する使命を託し、ベサニーはしぶしぶチーマー風預言者コンビやポリティカリーコレクティネスを訴える黒人の「13番目の使徒」達、怪しい連中と共にニュージャージーを目指す。一行は世界滅亡を阻止できるのか?ロキとバートルビーの運命は?そして失踪した神の行方は!?アメリカで上映禁止運動までおこったというスプラスティック宗教コメディ。
北欧神話ネタはロキの名前だけですが、マットデイモン演じるロキと、ラストに登場するアラニス・モリセットの奥義・ゴッドボイス(笑)は一見の価値ありです。


虹色定期便'97
ジャンル:TVドラマ/SFジュブナイル
原作者:来生史雄
制作:NHK教育
1997年放映
おすすめ度:☆☆☆☆☆
入手難易度:ほとんど不可能
フィルムブックあり、通販で入手可能?
内容:未来から来た少女アスラが、20世紀末に蔓延して地球上の人間の殆どを死滅させるウイルスを根絶させるため、現代の少年少女と協力して闘うというSFジュブナイル。フレイヤ、バルドル、ロキ、シグルドなど、北欧神話から名前を取られたキャラクターが登場します。原典準拠度は名前が同じだけレベルですので星なしですが、ある意味たいそう面白いです。原作者の方のWEBサイトでダイジェストや設定、続編などが閲覧できます。


ニーベルングの指環(ラインの黄金/ワルキューレ/ジークフリート/神々の黄昏) 価格:各2,000円程度
ジャンル:戯曲
著者:リヒャルト・ワーグナー
出版社:新書館
訳者:高橋康也・高橋宣也 1997-1998年初版
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:北欧神話を題材にした、ワーグナーによる歌劇の和訳です。「ニーベルンゲンの歌」とタイトルが似ているため混同されがちですが、どちらかというと「ヴォルスンガ・サガ」など古い伝承に従っています。 オーディンがヴォータン、フリッグがフリッカ、名前を変えて19世紀に蘇った新たな時代の神話を、古代北欧の神話と比べてみるのも楽しいかも。〔投稿フォームより〕


ニーベルングの指環(上・下) 価格:上\620.- 下\580.-
ジャンル:漫画
原作:リヒャルト・ワーグナー
著者:あずみ椋
おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:ワーグナーの歌劇の漫画化。北欧神話伝説に詳しい漫画家さんが描いているという点でおすすめです。
新書館のコミックスだった本書の文庫版が、角川書店と講談社から出ています。
角川書店のものは新書館で出ていたものに、解説がついたものです。「+α(プラスアルファ)文庫」というレーベルで探せます。新書館版より探しやすいと思います。〔投稿フォームより〕


ニーベルングの指環(1〜8巻、以下続刊) 税別価格:各\505.-
ジャンル:漫画
原作:リヒャルト・ワーグナー
著者:松本零士
出版社:新潮社
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:ワーグナーの歌劇をベースにした松本零士作品の総集編的作品。宇宙規模で繰り広げられる神々の闘争、それに絡んでくるキャプテンハーロック、トチロー、メーテル、クィーンエメラルダスたち。北欧伝承はおろか、ワーグナーの設定も自在に改変した松本ワールドが展開しています。原作への忠実度から評価すれば星ひとつですが、松本零士ファンには星5つ+αな作品だと思われます。


Mighty Thor
ジャンル:漫画/アメコミ
著者:いろいろ
出版社:Marvel
おすすめ度:未確認
入手難易度:未確認
内容:ひ弱な外科医ドナルド・ブレイクはノルウェーに旅行したとき、地球に侵攻してきた土星の岩石人間と遭遇する。逃げ込んだ洞窟で、偶然拾った木の棒は、実は古代北欧の雷神ソーの戦槌ムジョルニア(ミョルニル)の仮の姿だった!ドナルドの体もソーの頑強な体へ変化する。ムジョルニアで悪を倒せ、行け、僕等のマイティーソー!・・・という感じの話らしいです。
参考サイト:EARTH'S MIGHTIEST BIG THREE!!!


魔探偵ロキ(1〜7巻、以下続刊) 価格:各\390.-
ジャンル:漫画
著者:木下さくら
出版社:エニックス ガンガンコミックス
(1)ISBN4-7575-0070-X (2)ISBN4-7575-0208-7
(3)ISBN4-7575-0258-3 (4)ISBN4-7575-0345-8
(5)ISBN4-7575-0421-7 (6)ISBN4-7575-0535-3
(7)ISBN4-7575-0594-9
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:ミステリーマニアの女子高生、大堂寺まゆらが偶然見つけた古い洋館。『燕雀探偵社』という札が掲げられたその館の主、少年探偵ロキと助手の闇野竜介の正体は、実は天界を追放された北欧神話の神ロキと、その息子ミズガルズオルムだった!ロキと燕雀探偵社のおしかけ助手になったまゆらが怪事件に挑むコメディミステリー。人間の姿になったトールやフレイヤ、ロキの命を狙うヘイムダルなど他の北欧神も現れ、現在の展開はミステリー風神話パロディ漫画となっています。元の神話伝承とはロキの家族構成、神々の性格などかなりオリジナルに変えられていますので、漫画の設定が神話に忠実なものとそのまま信じないよう、注意が必要です。


ミストルティンの魔法(全2巻) 税込価格:\410.-
ジャンル:漫画
著者:天原ふおん
出版社:白泉社 花とゆめコミックス
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★★★★☆
内容:育ての親である叔母夫婦から、両親の唯一の形見だという何かのカケラを受け取った女子高生、丹(まこと)。これをきっかけに、「一緒に世界を征服しよう!」と口走る怪しい銀髪美青年の出現など、丹の周りで不思議な出来事が起こりはじめる。フェンリル・ミズガルズオルム・ヘルの3兄妹が「神剣ミストルティンに宿る魔物」という設定で登場します。


はじまりの骨の物語 価格:未確認
ジャンル:小説/ファンタジー
著者:五代ゆう
出版社:富士見書房 富士見ファンタジア文庫
文庫本 初版年:未確認
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★★★★☆
内容:北欧神話を背景にしたファンタジー。かなり巧く北欧神話の要素を取り込んでいるなあと思います。〔投稿フォームより〕
メインキャラクターとしてヘイムダルが登場します。


ファイアーエムブレム聖戦の系譜 価格:7,500円(定価)
ジャンル:コンピューターゲーム
制作:任天堂・インテリジェントシステムズ
対応機種:スーパーファミコン
1996年5月14日
おすすめ度:★★☆☆☆
入手難易度:★★★★☆
内容: 主人公は、大陸の中央に位置するグランベル王国のシアルフィ公国の息子シグルド。
登場人物はディアドラ・フィン・ノイッシュ・ベオウルフなど神話から名前を取った物も多数。
このシリーズは武器の名前等も歴史武器からのものもあって参考になると思います。
物語もけっこう魅力的です。〔投稿フォームより〕


北人伝説 価格:\485.-
ジャンル:小説/SF
著者:メイクル・クライトン
出版社:早川書房
訳者:乾 信一郎
4-15-040693-6
文庫本
1993年4月30日初版
おすすめ度:★★★★☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:ジェラシックパークの著者である彼が歴史的資料(第一級)である「ヴォルガ・ブルガール旅行記」の散在していた多くの写本をまとめ、それらを尊重しながらお話仕立てで書き上げた作品。主人公イブン・ファドラーンは921年にバクダットのカリフに調査を命じられブルガール帝国に向かう。その途中北人(ルーシ(ヴァイキング))に出会い彼らについて北に向かい、未知の怪物との血生臭い戦いを繰り広げることになる。有名な「首領の埋葬の儀式」「ヴァイキングの不潔な様子」などの元となる原資料。前述の旅行記の邦訳はルーシとの出会いまでだが、それ以後の北欧での描写までが含まれ非常に興味深いものです。オチもなかなかクライトンでないと思いつかないようなものになっています。〔投稿フォームより〕
(この小説は1999年、『13ウォリアーズ』のタイトルで映画化されています)


未来冒険チャンネル5(1〜5巻、休載中) 価格:1〜3巻\550.-、3〜4巻\533.-
ジャンル:漫画
著者:柴田亜美
出版社:徳間書店 アニメージュコミックス
1巻 ISBN4-19-770034-2
2巻 ISBN4-19-770045-8
3巻 ISBN4-19-770049-0
4巻 ISBN4-19-770056-3
5巻 ISBN4-19-770068-7
初版年:1995〜2000年
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:時は未来、人類は宇宙へと進出していた。が、植民地惑星の叛乱により惑星間戦争が勃発、これによって母星「ブルー」は汚染され、人類が20歳までしか生きられない世界になってしまった。母星を救う手段を求め、「チャンネル5」計画が発動された。惑星ブルーで唯一の健康体を持つ少年が、計画に必要とされた5人の人造人間「炎雷剛刃紅の衆」を探しに、宇宙へ旅立つ。
北欧神話ネタが出てくるのは3巻から。未来の太陽系(?)第三惑星グリーンの首都アスガルドを舞台に、オージンやユーミルと名づけられたキャラクター達が登場します。4・5巻のエピグラフにエッダ詩の一部を改変したものが使われるなど、さりげなく凝っているのが好印象。昔アニメになった『南国少年パプワくん』のキャラが重要なポジションで出てきていますので、ご存知の方はびっくりするかもしれません。


ラグナロク
ジャンル:小説/ライトノベル
著者:安井健太郎
出版社:角川書店 スニーカー文庫
サイズ:文庫本
黒き獣:ISBN4-04-419201-4 \580.-
白の兇器:ISBN4-04-419202-2 \620.-
銀の深淵:ISBN4-04-419203-0 \580.-
青き双珠:ISBN4-04-419204-9 \560.-
初版:未確認
おすすめ度:☆☆☆☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:主人公リロイは、傭兵ギルドの中でも最高ランクのSS級に昇格が決まっていたが、突如ギルドを抜けフリーランスの傭兵をしている。彼の相棒である喋る剣<ラグナロク>、闇より生まれ闇に生きる者<闇の種族>、リロイの出生、そして彼を付けねらう謎の組織<ヴァルハラ>を巡る格闘ファンタジーノベル。闇の種族やリロイの仲間、武器などに北欧神話に関する名前がよく使われていますが、神話伝説を基にしては書かれていないので星無しです。四巻分しか表記していませんが、五巻以降も出版されています。〔投稿フォームより〕


RAGNAROK-IN TO THE ABYSS-
ジャンル:漫画
著者:イ・ミョンジン
出版社:デウォンIC
1997年初版
おすすめ度:★☆☆☆☆
入手難易度:★★★☆☆
内容:ルーンナイトのケイアスは、相棒のアイリスとともに失われた記憶を探して旅を続けている。
 世界を完全なる秩序によって支配しようとする女神フレイアに対抗するために光の神バルドゥル(ケイアス)を探しにルーンミッドガルドにやってきたフェンリルと出会ったことによって過酷な運命へと引きずり込まれていくことになる。
 韓国漫画のため内容はすべてハングルな上に韓国文化と北欧神話が混同したような感じの作品です。〔投稿フォームより〕


ロカノンの世界 税込価格:\380.-
ジャンル:SF小説
著者:アーシュラ・K・ル=グィン
出版社:早川書房 ハヤカワ文庫SF
訳者:小尾芙佐
ISBN4-15-010823-4
文庫本
1989年発行
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★★☆☆☆
内容:全世界連盟からフォーマルハウト第2惑星に派遣された民俗学調査隊が、隊長ロカノンを残し、調査船もろとも全滅した。連盟への反逆を企む異星系勢力がこの星を占拠して基地を作り、連盟へ通報されないよう、調査隊を攻撃したのだ。反逆勢力は原住民たちをも虐殺するが、フォーマルハウト第2惑星に住むヒューマノイドのテクノロジーでは彼らに抵抗できない。連盟に危機を知らせることのできるリアルタイム通信機は、反逆者のもとにしかない。ロカノンは翼ある虎を駆るアンギャール族、同族内テレパシー能力を備えたフィーア族の若者たちとともに、反逆者の基地を探して未踏の大陸へ旅立つ・・・。SFの女王ル=グィンの処女長編。
・・・と書くと神話とはあまり関係なさそうに聞こえますが、実はストーリーに、北欧神話の女神フレイヤのブリシンガメン獲得と、『グリームニルの歌』の翻案が組み込まれています。どう使われているかは、読むときのお楽しみに。


ユグドラシル/ 「THE LIVING DEAD」 税込価格:2,520/3,059円
ジャンル:J-ROCK
アーティスト:BUMP OF CHICKEN
販売: トイズファクトリー
2000年(初版は既に廃盤)(リマスタリングしたものを2004年発売)/2004
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容:BUMP OF CHICKENのCDです。北欧神話としては名前が出てくる程度なんですけれども、とてもいいアルバムなので。
その辺の関連はウェキペディアで詳しくかかれています。
引用「# 北欧神話(過去に何度かBUMP OF CHICKENの楽曲等でキーワードになっている。例えばアルバム『ユグドラシル』は神話に登場する"世界樹"のことであり、その収録曲『asgard』は北欧神話に登場する"神々の世界"、『midgard』は"人間界"である。また、『THE LIVING DEAD』の収録曲『グングニル』も、北欧神話における最高神オーディンの持つ槍の名前である。こういった情報はモバイラーの藤原の母が調べてくれたらしい。)」引用終わり〔投稿フォームより〕

THE LIVING DEADの解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/THE_LIVING_DEAD_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29
ユグドラシルの解説
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%82%B0%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%AB_%28%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0%29


ワルキューレの冒険 時の鍵の伝説 価格:不明
ジャンル:コンピューターゲーム
制作:ナムコ
対応機種:ファミリーコンピューター
1986年発売
おすすめ度:★★★☆☆
入手難易度:★☆☆☆☆
内容: ファミコンのゲームです。かなり昔のもので、主人公のワルキューレ


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